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やっぱり墨が好きすぎて、実験的に髪の着色を墨でべた塗りしました。
乾きも遅いし、いちいち擦る手間もかかるし、とても実用的ではないんで、使用をガマンしてましたが。
以前、墨をすってる時の匂いを嗅いでると落ち着く・・・と書家satoshiさんに言ったところ、「墨には香料で匂いを付けてある」と言われ、墨独特の匂いじゃないと知って、ちょっとガッカリしました。
しかし、墨をゴリゴリ擦るほどに、匂いが出てくるところとか、墨がじょじょにドロッとしてくるところとか、にかわが浮き上がってくるところとか・・・なんだか不思議な魅力を感じます。
そして塗って乾いてからの独特なマット感がたまらない。
そんな墨の上から色鉛筆で色を塗ったところ、色鉛筆の色がすごく映えて綺麗。墨プラスなにか他の画材、なんだかとても楽しそうな予感。
どんなに効率とか、実用性とか、一般うけとか、オカネの事とか意識してても、絵を描いているとやっぱり「自分の好き」の方向に自然に向かっていってしまう。もう絵を描く時は、楽しさと、好きを1番に優先してしまおうかな。
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